新型コロナウィルス禍の学内統合看護実習評価 : ICT を活用した模擬患者家族対応による学修効果

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  • シンガタ コロナウィルス カ ノ ガク ナイ トウゴウ カンゴ ジッシュウ ヒョウカ:ICT オ カツヨウ シタ モギ カンジャ カゾク タイオウ ニ ヨル ガクシュウ コウカ

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本研究の目的は、A大学での学内統合看護実習におけるICTを活用した模擬患者家族対応を評価し、臨床でどのように役立つのか、今後の課題について明らかにし、ICTを活用した学内実習への示唆を得ることである。調査の結果、回答者全員が実際に家族と関わる体験ができたと回答し、入職後も模擬患者家族対応の経験が役立っていた。ICTの活用により、リアリティのある患者家族対応ができた。さらに患者家族役からフィードバックを得ることで、相手の立場に寄り添うことや家族への配慮に気づくことができた。一方で、チームの一員としての自分の役割を学ぶ機会が減少していることから、模擬患者家族対応のシナリオやフィードバックの内容に関して多領域の教員で協議を行い、チームの一員員としての自身の役割や連携について学修効果を高めていく必要性が示唆された。

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