自己理解を深め主体的に課題を改善・克服する力に焦点化した自立活動の指導
書誌事項
- タイトル別名
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- Instructions on the Independence Activity Focused on Deepened Self-Understanding and Solving/Overcoming Difficulties Independently: Through Practices in Special Classes for Children with ASD
説明
平成30(2018)年の学習指導要領改訂にあたり、特別支援学級においても自立活動を取り入れることが新たに示された。特別な支援を必要とする子供にとって、個々の自立を目指し、障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服しようとする取組を促す自立活動は、心身の調和的な発達を培う上で必須の教育活動である。特別支援学校においてはこれまでも、適切な実態把握に基づき個の実態に応じた多様な実践が行われてきた。しかし、小・中学校においては自立活動の指導体制が十分に整っていないように思われる。 本研究では、自己理解を深め主体的に改善・克服する力に焦点を当て、継続的・発展的な自立活動の指導を校内体制の充実と自立活動の時間における指導の充実の両面から研究した。また、個別に指導のねらい及び指導内容を設定する自立活動の特質に留意しつつも、小集団という特別支援学級の強みを生かした単元開発を行うことで、特別支援学級における自立活動の在り方を探った。
収録刊行物
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- 鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育実践編
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鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育実践編 74 251-266, 2023-03
鹿児島大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050577215808339456
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- HANDLE
- 10232/00032503
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB