初期角速度制御したセルトの静止座標系におけるスピン反転角測定

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タイトル別名
  • Spin Inversion Angle Measurement in the Stationary Coordinate System of Celt with Controlled Initial Angular Velocity
  • ショキ カクソクド セイギョ シタ セルト ノ セイシ ザヒョウケイ ニ オケル スピン ハンテンカク ソクテイ

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抄録

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セルトの初期角速度(初速)が変わっても、反転するまでの回転角(反転角)は変化せず一定であることが理論的に示されている[7]。しかし実験では確認されておらず実験的検証が望まれている。そこで我々はセルトの初速と反転角との関係の実験的検証を目指して実験系の構築を行った。初速の制御のために、新たにランチャーおよびランチャー駆動装置ならびに初速制御装置の開発を行った。またスピン角速度の解析にはフリーソフトのkinovea を用いて静止座標系動画像から解析を行う方法を採用した。これらにより、初速制御されたセルトの静止座標系におけるスピン反転角測定が可能になった。測定の結果、短周期角速度変動を伴ってスピン反転する様子を捉えることができた。

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