書誌事項
- タイトル別名
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- ネットワーク サーバ ニ オケル タジュウカ I O ノ ジッコウ カンカク セイギョ ニ ヨル セイノウ コウジョウ シュホウ
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抄録
Unix上のサーバプログラムなどでネットワークI/Oを多重化するのによく用いられるselect( )やpoll( ) (多重化I/O)には,サーバ負荷の増加に対する性能のスケーラビリティに欠けるという問題がある.従来の解決手法は,これらの関数におけるソケットテーブルの走査を廃止し,特別なイベント通知機構を別途設けるものであった.しかし,これらの手法は,オペレーティングシステムの改造が必要であったり,プログラミングモデルの変更を要したりするため,導入コストが高いという別の問題がある.多重化I/Oにおいて真に問題なのは,ソケットテーブルの走査そのものではなく,多重化I/Oがそのイベント駆動的な処理構造により,必要以上に呼び出されてしまうことである.そこで本論文では,多重化I/Oの呼び出し間隔を制御することで,サーバの性能を向上させる手法を提案する.実際にWebサーバアクセラレータに本手法を実装してベンチークテストを行った結果,スループットで11?25%の向上が見られることが判明した.また,サービス遅延時間についても,同時ソケット数に応じて挙動が変化するものの,大きな改善が見られた.また,本手法はselect( )やpoll( )を用いた従来のプログラミングモデルを踏襲するため,適用コストが非常に小さいという特長も持つ.
収録刊行物
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- 情報処理学会論文誌
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情報処理学会論文誌 45 (2), 391-401, 2004-02-15
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050577309353511936
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- NII論文ID
- 110002712092
- 120005716653
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- NII書誌ID
- AN00116647
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- ISSN
- 03875806
- 18827764
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- HANDLE
- 10061/6050
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- NDL書誌ID
- 6852382
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles