看護師の表情の違いが対象者のリラクセーションに及ぼす影響 : 健康対象者におけるバイタルサインおよび唾液α-アミラーゼ活性値の変動について

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  • Influences of interventions with different nurses' expressions for relaxation in healthy volunteers: Changes in vital signs and salivary alpha arnylase activity levels

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術後患者に対する効果的なリラクセーション介入を検討するための基礎研究として,健康な対象者34名(模擬患者)に対し, 2名の看護師が笑顔と無表情という異なる表情で看護介入をおこない, 対象者のリラクセーションに差が生じるかどうかをストレス指標から評価した. 平均血圧と脈拍数は笑顔の介入で有意に低下し, 唾液α―アミラーゼ活性値の変化量は介入順序に影響を受け, 無表情で有意に増加することが明らかとなった. 笑顔の介入は,対象者の循環動態の安定化とストレス緩和に有効であると示唆され, 術後患者への適応が期待できると考える.

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