精神疾患を抱える当事者の看護系大学における授業参加に関する国内外の研究動向と課題

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  • Trends in Research on Involving People with Mental Disorders in Education at Nursing Universities

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抄録

目的:文献検討により精神疾患を抱える当事者の看護系大学における授業参加の国内外の研究動向を概観し、今後の研究課題を分析することである。 方法:医中誌、Pubmed、CINAHLを用い、キーワードを国内文献は「当事者」「看護」「教育」「学生」、海外文献は「lived experience OR experts by experience OR service user OR consumer」And「education」And「mental* OR psychiat*」And「nurs*」And「student」とし検索し、研究目的に合致した国内文献13件、海外文献22件を研究対象とした。抽出された文献を年次、研究デザイン、研究対象、当事者の授業参加度、内容別に分類した。 結果:国内では9件(69.2%)がテキスト分析であり、12件(92.3%)が学生を対象であった。一方、海外ではフォーカスグループインタビューが10件(45.5%)を占め、当事者対象の研究が7件(31.8%)みられた。 考察:今後は量的研究や当事者対象の研究が実施されていくべきである。

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