福祉職の専門性を高める養成カリキュラムの課題 : 介護福祉士養成課程におけるカリキュラム改正過程の検討から

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タイトル別名
  • Problem of the training curriculum raising specialty of the welfare job : From the examination of the curriculum revision process in the care worker training course
  • フクシショク ノ センモンセイ オ タカメル ヨウセイ カリキュラム ノ カダイ : カイゴ フクシシ ヨウセイ カテイ ニ オケル カリキュラム カイセイ カテイ ノ ケントウ カラ

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抄録

2009年度から移行した介護福祉士養成課程の養成カリキュラムにおいて、「社会福祉援助技術」科目が消失している。カリキュラム改正の背景と検討過程について、厚生労働省内2003年、2006年検討会議事要旨、検討会報告書から考察すると、科目の消失や変更は改正の一端に過ぎず、社会から求められる介護福祉士の質と専門性を高めるべく現状と未来を見据えながら改正の検討がなされていたことが示唆された。しかし、社会福祉士、介護福祉士、保育士養成開始時に「社会福祉援助技術」科目が共通して組み込まれていたように、支援方法の共通基盤となり得るようなプログラム開発の吟味と共に、福祉専門職養成の質を高める教育についての検討が必要であることを提示した。

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