日本におけるインド系学校の役割 --IISJとGIISを中心に--

HANDLE Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • The Role of Indian Schools in Japan: Focusing on IISJ and GIIS
  • ニホン ニ オケル インドケイ ガッコウ ノ ヤクワリ : IISJ ト GIIS オ チュウシン ニ

この論文をさがす

抄録

本論文は東京にある2校のインド系学校に着目し、その特徴について調べることで、日本に在住するインド人にとってインド系学校がどのような役割を果たしているのかということとインド系学校が、日印関係の架け橋となる人材に育つ場となる可能性について考察することを目的としている。2校のインド系学校は提供されているカリキュラム、選択できる言語の科目の豊富さ、保護者のコミュニティ形成の場といった面で共通点を有している。一方、カリキュラムの選択肢の数、保護者に対するメリットの有無、インドと日本とのつながりを持つことができるような活動における異なる活動といった面で相違点を有している。それぞれのインド系学校が在日インド人に対してこれらの共通点や相違点にかかわる面で、役割を果たしている。さらに、2校のインド系学校が提供する機会を通して、そこで学ぶ子どもたちが将来、日印関係の架け橋となる人材に育つことが期待できる。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ