特別支援学校における「協働性」を基盤としたカリキュラム・マネジメントの実現に向けた取組―高等支援学校(知的障害)における学校文化・風土づくりの実践事例を通して―

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タイトル別名
  • トクベツ シエン ガッコウ ニ オケル 「 キョウドウセイ 」 オ キバン ト シタ カリキュラム ・ マネジメント ノ ジツゲン ニ ムケタ トリクミ : コウトウ シエン ガッコウ(チテキ ショウガイ)ニ オケル ガッコウ ブンカ ・ フウドズクリ ノ ジッセン ジレイ オ トオシテ
  • Efforts to Achieve Curriculum Management Based on “Collaboration”' in Special Support Schools -Through a Practical Case Study of Creating School Culture and Climate in a Special Support High School-

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抄録

type:text

カリキュラム・マネジメントには、「教育活動」と「経営活動」からの学校教育の改善という二側面がある。一方で、特別支援学校においては、カリキュラム・マネジメントを通して教職員間の「協働性」を構築することも期待される。そこで、本研究では、第二著者が校長を務めた特別支援学校において学校経営の重点目標の達成に向け、教職員全員の経営参画意識を高めるために取り組んだ「下位目標」および「キャッチフレーズ」の取組に焦点を当て、学校内に教職員間の「協働性」を構築するための要件と校長に求められるリーダーシップという観点から考察を加えた。結果、特別支援学校における「協働性」を基盤としたカリキュラム・マネジメントには、人と人がつながるための“仕掛け”が必要であり、その“仕掛け”を通して教職員全員の学校経営への参画意識を高めることが重要であった。また、教職員全員の学校経営への参画意識を高めることに加え、キャリア発達という視点を持って学校経営に当たることが、校長に求められるリーダーシップの一つであることを確認することができた。

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