公立小学校の教室における自然換気及びエアコン使用下でのCO2濃度測定による換気状況の評価

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  • A Study of Ventilation Conditions based on CO2 Concentration Measurement in Elementary School Classrooms

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公立小学校の教室を対象として、自然換気が行われる時期と、エアコン使用が行われる時期に、通常の授業が実施される中で教室内CO2濃度を連続的に測定し、換気状況の評価及び児童の学習環境についての検討を行った。「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~ 」に従った換気方法実施下で室内CO2濃度1,000ppm以下が維持できていた。しかし、自然換気では気象条件に影響され、窓開放状態であってもCO2濃度は上昇し、高濃度化する可能性があった。エアコン使用下では換気と適正室温保持を適切に行うことは困難であり、教室には室温のみならずCO2濃度連続モニタリングシステムを導入し、感染症予防及び児童の学習環境整備の補助とすることが望ましいと考えられた。

identifier:http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/3682

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