基礎看護学実習後に看護学生が学んだ「看護倫理」としてある看護者の心構えや在り方
書誌事項
- タイトル別名
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- Nursing Attitudes and Mind as Nursing Ethics Learned by Nursing Students After Early Basic Nursing Practice
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抄録
本研究の目的は,看護学生(以下,学生)が学んだ早期看護学実習後の看護倫理の学びを分析し,看護を学びはじめた学生が,どのように看護倫理を捉えているか明らかにすることである。A大学看護学科1年生を対象に,本研究に同意が得られた学生レポートのうち,看護倫理としての看護者の心構えや態度が記述されていた10名のレポートについて内容を分析した。なお本研究は,A大学研究倫理委員会の承認を受けて実施した(承認番号4)。 実習後における学生が学んだ看護者としての心構えや態度について,以下131コード,27サブカテゴリーから,以下5つカテゴリー,【ひとりの人間として尊重する態度】,【信頼され任される人間関係】,【関心を持ち思いかかわり続ける】,【看護者として必要な倫理的態度】,【意識化された看護者としての職業観】が抽出された。 実習後の学生は,臨地で見聞き体験しながら関わることを通して,講義の内容を振り返りながら意味づけし,看護者としての基本的態度を学んでいた。「看護倫理」をいつ教授するのが望ましいかは議論が分かれるが,1年次に講義と実習を体験することによって,学生は,看護が捉える見方,考え方がわかり,看護の本質をとらえる視点を学んでいることが分かった。このように知識(講義)と体験(実習)その連動性と相乗効果から,1年次においても看護倫理を学んでいることが示唆された。
収録刊行物
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- 旭川大学保健福祉学部研究紀要
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旭川大学保健福祉学部研究紀要 15 23-29, 2023-03-31
旭川大学保健福祉学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050578603901298048
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- NII書誌ID
- AA12396607
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- ISSN
- 18837247
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB