側面が凍害劣化した鉄筋コンクリート梁のせん断耐力と断面修復効果に関する基礎的研究

機関リポジトリ HANDLE Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Fundamental Study on Shear Strength and Repair Effect for Reinforced Concrete Beam with Frost-damaged Side Surface
  • ソクメン ガ トウガイ レッカ シタ テッキン コンクリートリョウ ノ センダンタイリョク ト ダンメン シュウフク コウカ ニ カンスル キソテキ ケンキュウ

この論文をさがす

抄録

本研究では,鉄筋コンクリート(RC)梁を対象に,凍結融解作用による劣化程度と深度,補修の有無がせん断耐力に及ぼす影響を検証した.液体窒素により凍結融解作用を与え,段階的にRC梁の片方の側面を劣化させ,3点載荷試験を実施した.片側側面表層の相対動弾性係数が60%近くまで劣化すると,せん断強度が7.5%程度低下したが,ポリマーセメントモルタルで補修することで,せん断強度が回復した.また既往のトラス・アーチ機構に基づくせん断強度式により,劣化した梁,さらに補修した梁試験体の実験値を適切に評価できた.

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ