Structural Changes in Agricultural Villages and Development of Rural Areas in Japan after 1990 : SEM Analysis Based on Longitudinal Data

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  • 1990年以後の日本における農業集落の構造変化と農村地域の発展 : 縦断データによるSEM分析
  • 1990ネン イゴ ノ ニホン ニ オケル ノウギョウ シュウラク ノ コウゾウ ヘンカ ト ノウソン チイキ ノ ハッテン : ジュウダン データ ニ ヨル SEM ブンセキ

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Abstract

本論文では,1990年以降の日本の農業集落に焦点をあて,農業と農業集落の変遷を明らかにすると同時に,農業集落の構造の変遷について定性分析を行う。本論文では,農業集落の現状と展開を把握したうえで,農林業センサスデータを用いて,2000年,2010年,2015年の各年の地域コミュニティ力を主成分分析で抽出し分析する。また,農業の衰退が地域コミュニティ力に及ぼす影響と地域コミュニティ力が地域活性化に及ぼす影響について,縦断データによる共分散構造分析を行った。分析の結果,まず,各年の地域コミュニティ力には大きな変化が見られなかった。次に,農業衰退が地域コミュニティ力にプラスの影響を与え,2015年の地域コミュニティ力が2015年の地域活性化に(統計的に有意ではないが)プラスに影響することが明らかになった。

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