表層部が凍害劣化したコンクリートに対する接着系アンカーの付着特性

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タイトル別名
  • Bond Property of Post-installed Adhesive Anchors to Frozen Damaged Concrete
  • ヒョウソウブ ガ トウガイ レッカ シタ コンクリート ニ タイスル セッチャクケイ アンカー ノ フチャク トクセイ

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抄録

寒冷地の鉄筋コンクリート(RC)構造物は,凍結融解作用によって表層部から劣化が進行することが危惧される.そこで,表層部が劣化したRC部材に対する接着系アンカーの付着性能について検証した.まず,液体窒素を用いてコンクリート表層部に凍結融解作用を与え,劣化度合いをパラメータとしてアンカー筋の付着実験を行った.その結果,表層部の劣化度合いが大きいほど付着強度が小さくなった.さらに,既往の鉄筋とコンクリートの付着すべりモデル(CEB-FIPモデル)の係数を調節することで,本実験結果を良好に再現することができた.

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