視線認識を用いたVRプレゼンテーション個人練習システムの開発

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抄録

プレゼンテーションの練習時において,プレゼンターが自身の問題を客観的に発見することは難しい.特に練度が低い段階では,内容を読み上げることに注力し視線移動や声量,発話ペースなど自身の振る舞いにまで注意を払うことは困難に近い.また,頭の向きや視線はコミュニケーションにおける鍵となり,聴者に与える印象に大きく影響する要素であるが,自身での把握や評価は難しく練習環境に左右される.そこで,視線認識が可能なHMDを用いて視線情報などの記録をおこない,各種情報とアドバイス,実践環境に寄せたVR空間の提供により自己矯正を行える個人練習支援システムの開発をおこなった.学生に対し評価実験を実施し,有効性を検証した.

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