The One Simulatorを用いたDTNにおけるフラッディングメッセージ削減手法

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抄録

大規模災害時には、通信の輻輳や通信基盤の被災などによる情報収集の困難さが問題となっている。そこで本研究では遅延耐性ネットワーク (DTN) に注目した。DTNの問題点としてフラッディングメッセージ問題がある。フラッディングメッセージ問題とは、目的地に到達しなかったメッセージのコピーがノードのバッファを圧迫する問題である。本研究ではシミュレータを用いたフラッディングメッセージの削減を可能とする手法を提案する。今回は、ルーティングやメッセージ有効時間 (TTL)等のシステム内のパラメータを調整することでフラッディングメッセージを削減する手法を提案し、シミュレータのデフォルト設定であるEpidemic Routingと比較することで、提案手法の有効性を示す。

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