物体検出器を用いた講義映像のための自動カメラワーク

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抄録

オンライン教育などで用いる講義映像を視聴者に見易くするために,カメラワークは重要となる.しかし,プロに撮影や編集を依頼すると,費用がかかる.そこで、講義室前面を広い画角の固定カメラで常時撮影し、講師の挙動に応じてデジタルズームを行う自動カメラワークを試作した.我々の手法では,深層学習による物体検出器を用いて顔とその向き,および,手の検出を行い,それらの位置から講師が板書しているのか話をしているだけなのか等の挙動を4種類に分類する.次に,その4種類に対応して予め定めたショット(構図=画角とその中の講師の配置)に向けてズーム範囲を移動する.

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