仮想化環境における物理ディスクのセクタ位置を考慮したI/Oスケジューリング

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抄録

LinuxではI/Oスケジューリングと呼ばれるディスクのセクタを読み書きする順番を入れ替える操作によって、スループットや応答速度を上げている。仮想化環境ではI/Oを行う際に、ゲストカーネルとホストカーネルで2回I/Oスケジューリングを行っている。しかし、ゲストカーネルによるI/Oスケジューリングは物理ディスクに対して行われない。その結果、スループットや応答速度が下がってしまう場合もある。本研究では仮想化環境における物理ディスクのセクタ位置を考慮したI/Oスケジューリングを提案する。本I/Oスケジューリングによって、物理ディスクへの読み書きが効率的に行えるようになる。

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