書誌事項
- タイトル別名
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- Continuous Video Surveillance(Ⅵ)
- ヴィデオカメラによる継続的監視(6)
- ヴィデオカメラ ニ ヨル ケイゾクテキ カンシ(6)
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抄録
監視のためのヴィデオカメラは,犯罪と戦い,人々と財産を損害から守るための貴重なトゥールと考えられるに至っている。他方で,ヴィデオカメラによる監視は,公共空間その他における対象者の行動を,対象者が画像などを取得されていることを気付かない儘に捕捉・追跡出来るので,人々の思想・表現の自由はこれによって制約される方向に傾くであろうし,監視されているという感覚を常に有することで人々の行動が変容し,そのことによって自由権に影響を及ぼすことがないとは言えまい。プライヴァシーを擁護する観点からは,ヴィデオ監視は犯罪者でない者のプライヴァシーに対する脅威となる。しかし,かかる点については,自由の保護と安全の維持とをゼロ・サムで捉えない方向を模索すべきと考える。 本稿では,このような問題意識の基に,電柱の上などに監視カメラを設置するような形態,及びヴィデオカメラによる対象者を継続的に撮影する形態など,監視カメラに対する手続的制約について検討を行いたい。本(六)では,これ迄の検討内容を踏まえて,ヴィデオ監視を規制するための判断ファクターについて考察する。
収録刊行物
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- 法学新報
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法学新報 128 (3-4), 135-158, 2021-10-15
法学新報編集委員会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050579908119320576
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- NII論文ID
- 40022744525
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- NII書誌ID
- AN00224650
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- ISSN
- 00096296
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- NDL書誌ID
- 031821154
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- NDL
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