推進工法を用いたパイプルーフ工法における周辺地山の安定性に関する研究

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抄録

近年の都市部では人口や経済拠点の集中に伴い過密な都市構造となっている。したがって、都市部におけるライフラインの施工では、従来の開削工法では施工が困難である場合が多く、非開削工法の一つである推進工法も広く用いられている。また近年では、推進工法の新たな適用法として先受け工法の一つであるパイプルーフ工法への適用が期待されている。しかし、推進工法の技術を踏まえたパイプルーフ工法適用時において、土質の違いによる周辺地山や地表面変形への影響といった学術的な検討はまだ十分には成されていないため、本報告では、推進工法を用いたパイプルーフ工法の周辺地山の安定性への影響に関して、3次元有限要素解析プログラム3D‐σを用いて検討を行った。

1 はじめに / 2 推進工法を用いたパイプルーフ工法の概要 /  2.1 パイプルーフ工法とその機能 /  2.2 推進工法を用いたパイプルーフ工法 / 3 解析方法 /  3.1 モデル設定 /  3.2 両推進機構における解析モデルと解析ステップ / 4 解析結果と考察 /  4.1 パイプルーフの有無 /  4.2 パイプ数 /  4.3 トンネル内壁とパイプ間の距離 /  4.4 パイプの推進機構の相違 / 5 現場計測による解析モデルの検証 /  5.1 概要 /  5.2 現場概要 /  5.3 解析モデル /  5.4 結果と考察 / 6 まとめ

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050580007680028288
  • HANDLE
    2324/6767912
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB

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