身近な外国人住民との異文化間交流促進に向けた授業実践と評価 : 小学校生活科「まちたんけん」の単元を事例として

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タイトル別名
  • Practice and evaluation of a “Life Environment Studies” class including interaction with foreign residents : a case study on the “Search in the Town” unit given to 2nd grade elementary Schoolchildren
  • ミジカナ ガイコクジン ジュウミン トノ イブンカカン コウリュウ ソクシン ニ ムケタ ジュギョウ ジッセン ト ヒョウカ : ショウガッコウ セイカツカ マチ タンケン ノ タンゲン オ ジレイ ト シテ

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抄録

本研究の目的は、小学校生活科の単元の中で地域に暮らす外国人住民との異文化間交流を取り入れた授業実践を行い、その教育的効果を検証することであった。交流前後にアンケート調査を実施し、外国人に対するイメージや好感度、交流意欲がどのように変化したかをテキストマイニングと対応のあるt検定により分析した。その結果、直接の交流を通して、児童の外国人に対するステレオタイプが払拭され、外国人や生活文化の多様性や人となりなどについて多くの気づきがあったことが伺えた。また、外国人に対する好感度や交流意欲が有意に高まっていることがわかった。このことから、本単元の「地域の人々や場所に親しみや愛着をもつことができるようにする」というねらいについてもある程度達成できたものと考える。

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