かつおだしの培地中への添加がマウス胎児線維芽由来3T3-L1細胞に及ぼす影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of Dried-bonito Broth on Mouse Embryonic Fibroblast Cell Line 3T3-L1
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抄録
かつおだしによるアディポネクチンの産生亢進機構を明らかにするため,細胞培養系での検討を行った.培養上清中のアディポネクチン濃度はELISA 法により測定し,脂肪細胞への分化はOil Red O 染色による脂肪滴の形成で確認した.マウス胎児線維芽細胞株3T3-L1細胞を分化誘導すると,培養上清への顕著なアディポネクチンの分泌亢進及び脂肪滴形成が確認された.脂肪細胞に分化した3T3-L1細胞の培地中にかつおだしを添加しても,培養上清へのさらなるアディポネクチンの分泌亢進は観察されなかったが,分化誘導により形成された脂肪滴は,かつおだし添加により小型化していた.分化誘導していない3T3-L1細胞の培地中へのかつおだしの添加は,分化誘導時と比べるとはるかに少ないが,有意な培養上清中へのアディポネクチン分泌量の増加が見られた.しかしながら,明らかな脂肪滴形成は観察されなかった.
収録刊行物
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- 鹿児島女子短期大学紀要
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鹿児島女子短期大学紀要 (61), 1-4, 2024-02-28
鹿児島女子短期大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050580948010528896
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- NII書誌ID
- AN10553637
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- ISSN
- 02868970
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB