「差序格局」と「団体格局」の概念で読み解く自己形成過程に関する一考察
書誌事項
- タイトル別名
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- A study on the process of self-formation as read by the concept of “ChaxuGeju”and “TuantiGeju”
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抄録
本論は,費孝通が『郷土中国』(1948 年)において提示した「差序格局」と「団体格局」という二つの概念に焦点を当て,自己形成に関する論を展開する.この二つの概念は,前者は中国の社会構造,後者は西洋の社会構造を表したものであり,費の狙いは,国家や「公」の在り方の違いを明らかにすることにあった.ただし,費は,「団体格局」の説明を十分に展開したとはいえず,本論では,新約聖書,道徳感情論を利用して補足説明を行い,二つの概念の違いを鮮明に浮かび上がらせ,その上で,それぞれの格局の下で,自己形成の特徴および違いを明らかとする.
収録刊行物
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- 現代と文化 : 日本福祉大学研究紀要
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現代と文化 : 日本福祉大学研究紀要 (148), 57-73, 2024-03-31
日本福祉大学福祉社会開発研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050581148771580928
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- NII書誌ID
- AA11400593
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- ISSN
- 13451758
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB