早産児に対する母親による母乳注入の有効性

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早産児管理での早期母乳分泌に影響する因子を明らかにするため,2002年4月?2003年8月にNICUに入院した早産児40名のデータを調査・検討し以下の結果を得た.生後1ヵ月間のown mother's milk(OMM)による母乳摂取率が85%以上の群は85%未満の群に比べて有意に母親の年齢が若く,授乳開始時間が早く,母親による母乳注入の頻度が高かった.母親が母乳注入していた群はそうでない群に比べて有意に授乳開始時間が早く,面会回数が多く,母乳摂取率が高かった.多変量解析の結果,生後1ヵ月間の母乳摂取率を高める有意な因子として「母親による母乳注入」と「短い在胎期間」が抽出された

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