心肺蘇生法講習の効果的な実施方法について-現職研修における3年間の研修内容と経年変化から-

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抄録

2021年度に校内現職研修において限られた時間内で心肺蘇生法講習を効果的に実施することを目的としてその研修過程を考察した。2022年度は前回の講習内容にエピペンの対応を加えて実施した。2023年度には想定訓練を加え、2年間の調査結果をふまえた内容で講習を実施した。これらの結果から、講義と実技演習の基本的事項に併せて、事前事後で実施する知識テストと自己学習で知識が定着し、さらに想定訓練を加えることで限られた時間の中でも効果的な講習になることが確認された。なお、今回の内容には(一社)日本養護教諭教育学会第31回学術集会での発表内容も含めている。

収録刊行物

  • 研究紀要

    研究紀要 51 89-94, 2024-03-31

    愛知教育大学附属高等学校

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