現実の事象を数学的に探究する活動―平面図形上に作る塩山の稜線の考察から―

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抄録

現行の学習指導要領において、数学科に関して「現実の世界と数学の世界における問題発見・解決の過程を学習過程に反映させることを意図した数学的活動の一層の充実」を図ることが強調されているものの、高校の授業の中で、現実の事象を数学的に捉え抽象化・定式化する活動を行う機会は少ない。そこで、平面図形を土台とする塩山の稜線を考察し探究的に学んでいく活動を例に、普段の学習過程に現実の事象を数学的に学ぶ過程を反映させた授業実践例を報告する。

収録刊行物

  • 研究紀要

    研究紀要 51 41-46, 2024-03-31

    愛知教育大学附属高等学校

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