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抄録
ワクチン接種率上昇の要因を調べるために、期待利得の分析、アナウンス効果の分析、アンケート調査による選択型コンジョイント分析という3 つの分析を行った。金銭的インセンティブという面から期待利得の分析を行った結果、学生は合理的に行動しているわけではないことがわかった。また、クーポン配布についてアナウンス効果があったことがわかった。選択型コンジョイント分析から、創価大学におけるワクチン接種率上昇のためには、クーポン配布と寄付を選べる形にするほうがよいことがわかった。また、学期中よりも長期休暇の接種にインセンティブをもたせるほうがよいことがわかった。例えば、新学期の職域接種に加えて、地元で接種した人も、接種証明があれば対象とするなどが考えられる。
収録刊行物
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- 学士課程教育機構研究誌
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学士課程教育機構研究誌 (12), 101-107, 2024-03-16
創価大学学士課程教育機構
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050581389977521792
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- NII書誌ID
- AA12574352
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- HANDLE
- 10911/0002000260
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- ISSN
- 2186909X
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB