飼育ベニザケにおける海水適応能力の季節変化

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  • シイク ベニザケ ニ オケル カイスイ テキオウ ノウリョク ノ キセツ ヘン

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抄録

ふ化場で飼育されていたベニザケ幼魚(1+および2+)の海水適応能の季節変化を調べた.冬季間におけるベニザケ幼魚の血中塩素イオン濃度は,海水移行後3日目に最大(175-180 mEq/l)を示した後減少して,海水移行7日以降には淡水の対照区より20 mEq/lほど高い140 mEq/lで安定した.スモルト期には,幼魚は海水移行10時間後,海水へ適応した(140 mEq/l).2+幼魚より1+幼魚の方が優れた海水適応能を示した.

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