A 県内で活動するファシリテーターが捉えた親子の絆づくりプログラム“赤ちゃんがきた!”(BP)の子育てへの影響と課題

書誌事項

タイトル別名
  • The effectiveness and challenges of the Baby Program (BP) on parenting: from the perspectives of the facilitators
  • A ケンナイ デ カツドウ スル ファシリテーター ガ トラエタ オヤコ ノ キズナズクリ プログラム"アカチャン ガ キタ!"(BP)ノ コソダテ エ ノ エイキョウ ト カダイ

この論文をさがす

抄録

本研究はファシリテーターが捉えた親子の絆づくりプログラム“赤ちゃんがきた!”(BP)の子育てへの影響と課題を明らかにすることを目的とした。ファシリテーター20名を4グループに分け、フォーカス・グループインタビューを実施した。ファシリテーターはBP 受講した母親への影響として[0歳児の母親とのつながりが育児の助けになる][親子の絆を育む育児技術を学ぶ]機会となり[地域とのつながりを感じた子育てができる]と捉えていた。ファシリテーターは、BP 開催を継続するには[ファシリテーターの人数が不足]や[ファシリテーターの難しさ]が課題であると述べた。また<参加希望者を集めたい>が[ファシリテーターがBPを開催するためのサポート不足]を課題として挙げた。ファシリテーターが地域でBPを開催していくためには、周産期の支援機関である保健センター、産科医療、小児医療等と協力し、0歳児の母親にBP開催を広報する体制づくりが必要である。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ