並列プログラミングとメモリコンシステンシモデル
Description
type:Article
最近のマルチコアプロセッサを用いてその性能の高さの恩恵を得るためには、並列プログラムを書かければなりません。そして、性能を追求しながら正しく動作する並列プログラムを作成するためには、メモリがどのように構成されているのかを理解しておく必要があります。あるプロセッサコアでメモリに書き込んだ値が、他のプロセッサコアからいつどのような順序で読めるようになるか、という問題を扱うのがメモリコンシステンシモデルです。コンピュータアーキテクチャの分野で議論されることが多いトピックですが、本稿では、このメモリコンシステンシモデルについて、コンピュータの設計者の視点からではなく、並列プログラムを作成するプログラマの視点で解説します。
京都工芸繊維大学情報科学センター広報,No.42,2024.3,pp.15-23
Journal
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- 京都工芸繊維大学情報科学センター広報誌
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京都工芸繊維大学情報科学センター広報誌 42 15-23, 2024-03
京都工芸繊維大学情報科学センター
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050581854678097792
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- Web Site
- http://hdl.handle.net/10212/2617
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- article
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- Data Source
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- IRDB