佐賀県玄海海域におけるアカウニの殻径組成と年齢組成の推定

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  • サガケンゲンカイ カイイキ ニ オケル アカウニ ノ カクケイ ソセイ ト ネンレイ ソセイ ノ スイテイ

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2018年5月から2019年8月にかけて佐賀県玄海海域において漁獲されたアカウニを用いて,殻径組成と年齢組成を推定した。アカウニ殻径と中間骨長との関係は仮屋でTD=13.870L-13.725,屋形石でTD=12.610L-8.730であった(TDは殻径をLは中間骨長をそれぞれ示す)。両海域における漁獲物の年齢組成は2~16歳であり,そのうち3歳群が漁獲物中に占める割合が最も高かった。推定殻径組成は仮屋で46.3~89.5mm,屋形石で48.3~84.7mmであり,50~70mm群が漁獲物中に占める割合が最も高かった。年齢組成の経月変化を調べた結果,漁期の初期には大型個体が漁獲される割合が高かったが,その後その割合は減少した。

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