多収性品種「ちほみのり」,「つきあかり」,「あきあかね」,「みずほの輝き」の全量基肥施肥
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説明
水稲経営体の規模拡大が進むなか,経営資源を有効活用し,所得を確保するためには,家庭用だけでなく,中食・外食等の業務用米を組み合わせて品種構成を見直し,作期拡大を図ることが有効である。価格の安い業務用米で農業所得を確保するには,作業の省力化と多収により収益を高めることが求められる。そこで本報告では,業務用向けの多収性品種において,移植から生育初期に肥効があるリニア型被覆尿素と,穂肥代替及び後期栄養を維持する2つの異なるタイプのシグモイド型被覆尿素を基肥分の速効性肥料に配合した全量基肥肥料の実用性を検討し,全量基肥施肥でも分施と同等あるいは720kg/10aの多収が期待できることを明らかにした。
収録刊行物
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- 新潟県農業総合研究所研究報告 = Journal of the Niigata Agricultural Research Institute
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新潟県農業総合研究所研究報告 = Journal of the Niigata Agricultural Research Institute (19), 37-45, 2022-03
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050582008178732288
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- ISSN
- 13449206
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB