一九〇〇年春、後藤新平長官の福建訪問について
書誌事項
- 公開日
- 1993-12-01
- 資源種別
- departmental bulletin paper
- 公開者
- 奈良大学史学会
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説明
台湾総督府民政長官後藤新平は、一九〇〇年(明治三十三年、清光緒二十六年)春、夏と二回、台湾の対岸の福建を訪問した。夏八月下旬のは、義和団運動が福建にも波及し厘門本願寺布教所が焼失して、日本軍が軍事占領しようとした事件ー厘門事件に対応するためであった。今一回は、それに先んずる四ヶ月前、義和団運動が福建に大きな影響をもたらしていなかった四月、後藤民政長官は数人の同行者と、福建を訪問し、厘門、福州、樟州の各地を見学し、当地の官紳と会談した。その目的は何であったのか。この春の福建訪問については鶴見祐輔『後藤新平伝ー台湾統治篇下』(以下『後藤伝』と略記する)に詳しくふれているが、ここでは『後藤伝』が利用した資料をふまえ、他の資料を加え、訪問の状況を明らかにし、それが後の福建政策、対岸経営とどう係ったかをみてみたい。
収録刊行物
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- 奈良史学
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奈良史学 (11), 50-71, 1993-12-01
奈良大学史学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050582008179079296
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- NII論文ID
- 120002677129
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- ISSN
- 02894874
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles
