三浦半島地域における冬期主要野菜の輪作作物として導入可能なサツマイモ栽培の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- ミウラ ハントウ チイキ ニ オケル トウキ シュヨウ ヤサイ ノ リンサク サクモツ ト シテ ドウニュウ カノウ ナ サツマイモ サイバイ ノ ケントウ
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説明
三浦半島地域における冬期主要野菜の輪作作物としてサツマイモ栽培の導入の可能性について検討した。当地域のサツマイモ栽培は,定植から収穫までの期間が短く,収量性や品質の高い品種の‘シルクスイート’や‘安納芋系’を用いて,4月下旬から6月上旬に定植すれば,定植後4か月程度で目標収量に達した。サツマイモを4月下旬までに定植し,後作がダイコンの場合は8月下旬まで,後作がキャベツの場合は9月上旬までに収穫することで当地域の栽培体系に組み込むことが可能であり,ダイコンやキャベツの生育や品質にも影響はみられなかった。
収録刊行物
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- 神奈川県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kanagawa Agricultural Technology Center
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神奈川県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kanagawa Agricultural Technology Center (168), 19-26, 2023-03
平塚 : 神奈川県農業技術センター