特別支援学校における自己決定・自己選択の育成について

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本研究では、厚生労働省が提示する「障害福祉サービスの利用等にあたっての意思決定支援ガイドラインについて」を基に、障害の有無にかかわらず「自己選択・自己決定できる」ことや、「決定したことを相手に伝えることができる」ことが今後の社会生活に向けて必要なことであるとの考えから、自己選択・自己決定ができるようになるまでの有効な支援方法や環境等について考察し、提言を行うことを目的とする。具体的には、心理安定型支援やアドラー心理学の勇気づけるメッセージを用いた応用行動分析学の社会的称賛を用いて、「発言しやすい」「自分の気持ちを相手に伝えやすい環境づくり」や活動内容や活動期間が記されたプリントを用いた「見通しのもてる学習の効果」について検討し、自己決定の成長に有効な支援についての考察を行った。

収録刊行物

  • 研究紀要

    研究紀要 3 59-66, 2024-03-11

    大阪教育大学附属特別支援学校

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