機能的MRIと脳磁図の統合解析を用いた運動透明刺激に誘発される脳活動の検討

HANDLE Web Site 参考文献13件 オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Brain activations during transparent motion perception : An integrative fMRI-MEG study
  • キノウテキ MRI ト ノウジズ ノ トウゴウ カイセキ オ モチイタ ウンドウ トウメイ シゲキ ニ ユウハツ サレル ノウ カツドウ ノ ケントウ

この論文をさがす

抄録

異なる速度または方向に運動するランダムドットパターンを重ねると, 透明なRDPの層が別々に運動しているように見える現象は運動透明視として知られている.本研究は運動透明視において, 動きから奥行きが知覚される過程の脳内機構を検討するために, 運動透明視タスク時の脳磁図とfMRI計測を行った.そしてfMRI-MEG統合解析を用い運動透明視の奥行き順序決定を含む一連の脳活動の動的イメージングを行った.主にV1を含む低次の視覚野や動きや空間の処理に関わるIPS(頭頂間溝)などの背側経路で皮質活動が再構成され, これらの活動は運動透明視の奥行き構造の処理に関わっていることが示唆される.

本文データは学協会の許諾に基づきCiNiiから複製したものである

収録刊行物

参考文献 (13)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ