書誌事項
- タイトル別名
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- アルゼンチン カヘイ キンユウ セイド ノ ハッテン ト ドイツ ギンコウ シ
- Evolution of the Financial Structure and the German Banks in Argentina(InHonour of Professor Shigeru Tamura)
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説明
type:text
世界市場に編成されたアルゼンチンの貨幣金融制度は,一次産品主体の奇型的産業構成を基盤としつつ,中枢諸国,とりわけ,イギリス,後れてドイツなどの経済進出を媒介にして発展した。その結果,アルゼンチン貨幣恐慌がロンドン市場を震撼させた「ベアリング恐慌」の誘因ともなった。スペインからの独立以降,アルゼンチンはラテン・アメリカ諸国の中で最も発達した通貨・銀行システムを確立することになるが,このプロセスはまた多難に満ちた模索の連続でもあった。本稿は,このプロセスを1913年に至るまで,アルゼンチン経済の特殊性に立入って構造的に追求し,そのうえで,ドイツ銀行資本の進出と役割を解明するものである。
収録刊行物
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- 三田商学研究
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三田商学研究 37 (1), 11-45, 1994-04
東京 : 慶応義塾大学商学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845762322967552
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- NII論文ID
- 110004088193
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- NII書誌ID
- AN00234698
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- ISSN
- 0544571X
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- NDL書誌ID
- 3582206
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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