勘定分類の意義

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タイトル別名
  • カンジョウ ブンルイ ノ イギ
  • Significance of Classification of Accounts

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説明

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会計をひとつの言語としてみるならば,その特質は,計算対象を二面的に構成する点に,つまり二面的な勘定分類によって世界を構成する点に求められる。その二面的な勘定分類を定式化したものが,いわゆる基本的等式に他ならない。この基本的等式あるいは勘定分類は,今日,もっぱらいわゆる複式簿記との関係で理解されている。しかし,基本的等式における勘定分類は,たしかに複式簿記の説明用具ではあるが,それに留まるものではない。つまり,けっして商品勘定・貸付金勘定等の記入から損益勘定・残高勘定の形成に至る計算機構(狭義構文論)だけで

収録刊行物

  • 三田商学研究

    三田商学研究 39 (6), 1-, 1997-02

    東京 : 慶応義塾大学商学会

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