西洋医学の伝来とドイツ医学の選択

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タイトル別名
  • セイヨウ イガク ノ デンライ ト ドイツ イガク ノ センタク
  • seiyo igaku no denrai to doitsu igaku no sentaku

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抄録

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はじめに I. 西洋医学との接触 a) 南蛮医学との出会い b) 紅毛医学の伝来 II. オランダ医学伝来時の国内状況 a) 初期の反応 b) やや進んだ状態 c) さらに進んだ状態 d) 幕末における西洋諸国接触の時期 III. 出島に来た医師運の内, 顕著な影響を残した例 IV. 明治維新以後のオランダ医師来日 V. オランダの医学教育体制と来日オランダ人医師の学歴 VI. 18世紀のヨーロッパの医学教育カリキュラムの特長 VII. 蘭館医を通じて日本に伝えられたカリキュラム VIII. オランダ医学からイギリスへの傾き IX. 幕末の日本で見られたオランダ, イギリス以外の国の医療 X. 西洋の医育制度の導入に向けて a) 維新後の新政府と他の国との関係 b) 中世のヨーロッパ医学の動向 XI. ドイツ医学採用の経緯 XII. ドイツ医学採用決定に影轡を及ぼした諸因子 XIII. ドイツ医学導入決定後の医育界の状況 XIV. ドイツ医師着任と日本側の反応 XV. ドイツ医学採用の評価と考察 XVI. 軍医学校の医学を採用した影響 XVII. ドイツ医学採用の過程で不思臓に思われている事項 a) ライデン学統医学移入時代 b) ドイツ生気論医学移入御代 c) 病理解剖を主体とした医学移入時代 おわりに

綜説

収録刊行物

  • 慶應医学

    慶應医学 84 (2), 69-84, 2007-06

    慶應医学会

参考文献 (34)*注記

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