法における「経済」、経済における「法」(2) : ハイエク社会哲学再訪

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  • ホウ ニ オケル ケイザイ ケイザイ ニ オケル ホウ 2 ハイエク シャカイ テツガク サイホウ

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一 はじめに 二 ハイエクにおける第二の「転換」?―経済的問題から法的問題へ  1 ルールへの関心  2 知識、競争、自生的秩序―経済面におけるハイエク  (1)分散化された知識と競争の概念  (2)競争の調整機構としての市場―カタラクシー  (3)「経済」から「法」へ―より正確には「経済の中の法」へ  3 「正しい行為の規則」  (1)「自由」の意味と意義  (2)「自由の領域」の画定―「法の支配」と「契約の自由」  (3)「正しい行為の規則」の条件―帰結主義者としてのハイエク  (4)ルールの発生と安定(以上、第40巻第3・4号) 三 法における「経済」、経済における「法」  1 全体主義批判の論法  (1)価値の源泉  (2)「閉じた社会」と「開かれた社会」  2 開かれた社会におけるルール:二つの視点  3 帰結主義者ハイエクのロジック  (1)義務論と帰結主義  (2)自由の不自由に対する優越性  (3)閉じた社会における人間の本性  (4)開かれた社会における人間の本性  (5)市場にひそむ苦境  (6)ハイエクは揺れているか? (以上、本号)  4 利己主義と利他主義  5 法における「経済」、経済における「法」 四 いくつかの現代的問題についての考察 五 結語

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  • 産大法学

    産大法学 43 (1), 19-50, 2009-06

    京都産業大学法学会

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