オープンデータのコモンユース -増大するデータの共有と活用の可能性と課題-
書誌事項
- タイトル別名
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- A study of Open Data as Common
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抄録
type:Article
デジタル情報とデジタルメディアの進展は、膨大なデータの蓄積と活用をもたらした。プライベートセクターでは、検索エンジンにおけるインデックスの価値付けが行われ、個人の様々な履歴データの収集・蓄積・活用に対するプライバシーとの軋轢が生じている。パブリックセクターでは、2009 年に誕生した米国オバマ政権が、米国史上初の連邦最高情報責任者(CIO) を設置し、「クラウドファースト」と称する情報政策スローガンが掲げて全省庁を対象に政府情報のクラウド化を推し進めている。政府情報がクラウド化され、データの蓄積・運用・管理がアウトソーシングされることによるプライバシー、セキュリティーの問題に関する危惧も起こっている。これら2つのセクターだけでなく、市民社会がデータを可視化し、共有することについて、多様な立場の言説を検証し、既存のマスメディアのジャーナリズムと比較して可能性、課題を検討した。
収録刊行物
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- 研究紀要
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研究紀要 13 43-50, 2013-01-11
長崎県立大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845762358337024
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- NII書誌ID
- AA12376971
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- ISSN
- 18838111
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- Web Site
- http://hdl.handle.net/10561/921
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB