<研究ノート>「環境音楽」、または「環境」と「音楽」
書誌事項
- タイトル別名
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- <Notes>‘environmental music’, or ‘environment’ and ‘music’
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抄録
「西洋近代音楽芸術」の制度において「環境(音)」から分離された「音楽」は、20世紀の初め以降、テクノロジーとメディアの進歩と社会の大衆化によって、その制度が徐々に破綻するとともに再び「環境」との関わりを取り戻していく。それとともに聴取のあり方も変化し、与えられた音楽からそこに込められた意図を受動的、分析的に汲み取る聴取ばかりではなく、ジョン・ケージ以降、ある種の「環境音楽」の場合には、聴き手自身が「環境(音)」との関わりから自分なりの音楽を紡ぎだす「創造的聴取」の可能性が生みだされることになった。
収録刊行物
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- 神戸薬科大学研究論集 : Libra
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神戸薬科大学研究論集 : Libra 16 16-32, 2016-03-30
神戸薬科大学
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詳細情報
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- CRID
- 1050845762374875008
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- NII論文ID
- 120005751642
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- NII書誌ID
- AA11519213
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- ISSN
- 13452568
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles