- 【Updated on May 12, 2025】 Integration of CiNii Dissertations and CiNii Books into CiNii Research
- Trial version of CiNii Research Automatic Translation feature is available on CiNii Labs
- Suspension and deletion of data provided by Nikkei BP
- Regarding the recording of “Research Data” and “Evidence Data”
Voice-to-MIDIのためのメロディリズムタップを用いた音数・音高の判定手法の提案
Bibliographic Information
- Other Title
-
- Voice-to-MIDI ノ タメ ノ メロディリズムタップ オ モチイタ オンスウ ・ オト ダカ ノ ハンテイ シュホウ ノ テイアン
Search this article
Description
計算機を用いた音楽制作におけるMIDIファイル作成法の一つに鼻歌入力法(Voice-to-MIDI)がある.しかし既存システムでは1音ごとの区切りがうまくいかないことによって,出力されたMIDIファイルに欠落音や余剰音の発生,音高の誤判定などの変換精度低下が起こる.この問題に対して,幾つかのシステムでは,歌詞を全て「タ」に置き換える「タタタ歌唱」をさせることで音区切りの精度向上を図っている.しかし,歌詞先作曲のように歌詞歌唱によって,歌詞のイントネーションをメロディづくりに活用したい場合には不向きである.そこで我々は,Voice-to-MIDIの音数・音高判定精度の向上のために,歌唱と同時にタップをすることによってメロディリズムの区切りを入力する,人間と計算機の協調的な音数・音高判定手法を提案する.本手法と,タタタ歌唱を前提としない,自由歌唱可能な既存システム3種類を比較した結果,欠落する音や不要な音の発生が抑制され,音数及び音高判定精度が向上することを確認した.また,楽器経験の有無がタップに影響しないこと,そしてタップの有無は歌唱に影響しないことを示す.
identifier:https://dspace.jaist.ac.jp/dspace/handle/10119/11576
Journal
-
- 電子情報通信学会論文誌 D
-
電子情報通信学会論文誌 D J96-D (4), 965-977, 2013-04-01
電子情報通信学会
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1050845762468540672
-
- NII Article ID
- 110009596345
-
- NII Book ID
- AA12099634
-
- ISSN
- 18804535
-
- NDL BIB ID
- 024627250
-
- Text Lang
- ja
-
- Article Type
- journal article
-
- Data Source
-
- IRDB
- NDL Search
- CiNii Articles