鎌倉・室町期日本の貨幣経済

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タイトル別名
  • Using Money during Kamakura-Muromachi Eras in Japan
  • カマクラ ムロマチキ ニホン ノ カヘイ ケイザイ

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説明

律令制が形骸化し,荘園公領制が形成されるとともに貨幣経済が進展し,14世紀までには交換手段として貨幣が普及していた.この貨幣経済の初期段階において,米価ならびに地価は低下傾向にあった.貨幣経済が進展するなか,貨幣価値が上昇することで,貨幣保有者の交渉力が増大し,売り手の提示価格に対する引下げ効果が生じたのである.

収録刊行物

  • オイコノミカ

    オイコノミカ 47 (3-4), 25-41, 2011-03-01

    名古屋 : 名古屋市立大学経済学会

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