正倉院文書の訓読と注釈 月借銭解編 (第一分冊)

書誌事項

タイトル別名
  • The Japanese Reading of Chinese Texts in The Book of Japanese of Geshakusen-ge(part of Shoso-in-monjo)and Explanatroy Notes on it
  • ショウソウイン モンジョ ノ クンドク ト チュウシャク ゲッシャクセンゲヘン ダイ1ブンサツ

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抄録

本書は、正倉院文書の中の月借り銭解について、訓読と注釈を試みたものである。東大寺正倉院には、正倉院文書と呼ばれる奈良時代の文書群が納められている。この「正倉院文書」は、転写を経ない千三百年前の生の資料であるという点で非常に価値が高い。すでにその価値に着目して様々な研究がなされ、建築・美術・工芸・服飾・食物・産業・経済など多方面にわたる数多くの成果が上げられている。しかい、国語学の分野の研究はいまだ緒についたばかりと言ってよいのではないだろうか。正倉院文書を一言一句訓読することは奈良時代の言葉の研究にとって大きな意味を持つと考えられ、ひいては逆に様々な分野の研究に資することもできるのではないかと期待される。

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