簡易強度試験器を用いた体験学習の実践に関する研究

機関リポジトリ

書誌事項

タイトル別名
  • A Practical Study on the Experience Learning by the Use of Simplified Material Strength Tester.

この論文をさがす

説明

技術教育には実践的・体験的学習が効果的であるため、本研究は木材加工で必要な材料の基礎的性質の実験を通して定量的に分析する学習方法を検討した。中学校の教育現場で製作が可能な簡易強度試験器と簡易比重測定法を用いて、実験授業を行いその評価を行った。簡易強度試験器は、木材の曲げ強度、釘・木ねじの引抜き抵抗、接着強度、構造強度の定量的分析に有効な教具となり、また簡易比重測定法は実験が簡単なことと測定の精度が高いことから、これら2つの学習方法は授業実践に導入できる可能性があることがわかった。生徒は今回の実験授業に積極的に参加したために、学習意欲や興味・関心を大いに向上させることができたと考える。安全対策を行うことによって、破断時の試験片の飛散が防止できた。

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050845762492577408
  • NII論文ID
    120003103533
  • NII書誌ID
    AN00181106
  • ISSN
    13404415
  • Web Site
    http://hdl.handle.net/10105/6895
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ