韓国化粧品OEM/ODM 企業の探索的な一考察:韓国コルマーとコスマックスのケース

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タイトル別名
  • カンコク ケショウヒン OEM/ODM キギョウ ノ タンサクテキ ナ イチ コウサツ : カンコク コルマー ト コスマックス ノ ケース
  • An Explanatory Study on Korean Cosmetics OEM/ODM Companies : The Case of Kolmar Korea, and Cosmax

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抄録

type:Article

本研究では、韓国系化粧品OEM/ODM 企業を探索的に考察し、その成長戦略の特異性を導出する。まず韓国化粧品産業の現況と化粧品OEM/ODM の現況を探索する。次に韓国系化粧品OEM/ODM 企業がどのように誕生し、成長しているのかを分析する。そのため、化粧品OEM/ODM がどのようなものかを述べ、化粧品OEM/ODM の市場特性とその分類を試みる。その上、その活用におけるメリット・デメリットを探索する。さらに、韓国系化粧品OEM/ODM 企業の分析を行い、その成長ならびにグローバル事業の展開状況を競争優位の側面から説明する。 2005年以降、毎年20%以上の高い成長を謳歌してきた韓国系化粧品OEM/ODM 企業はグローバル体制の構築に向けた構造改革を行ったり、国内の開発・生産拠点の再編成、海外拠点を強化するなど様々な取り組みに注力している。最後に本研究では、大手韓国化粧品OEM/ODM 企業の韓国コルマーと韓国コスマックスをケースに選び、これら2社の海外進出時期、資本形態、製品輸出、現地生産、研究開発など一連のグローバルオペレーションを分析する。最後に本研究では、OEM/ODM 企業の成長性は、多額のR&D ならびに設備投資で、市場ニーズに素早く対応できることと、製品の多角化、地域の多角化へ傾注したこと、さらに早いグローバルな展開ができたことなどを挙げられる。最後に今後の課題を提示する。

identifier:21893942

identifier:http://repository.fukujo.ac.jp/dspace/handle/11470/710

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