高齢過疎地域における人々のつながりに関する研究

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タイトル別名
  • A Study on the Human Networks in the Aging and Depopulated Area
  • コウレイ カソ チイキ ニ オケル ヒトビト ノ ツナガリ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

高齢過疎化が進展する状況下で、地域居住のシステムをその地域の特性の中で作り上げていく必要がある。地方都市から通勤圏内にある地域を調査対象地とし、20歳以上の住民を対象に個別聞き取り調査を行い、集落内、集落間、地域全体の人々のつながりの現状を把握し分析した結果、地域に広がりのあるつながりと、小規模でまとまり、他とのつながりがなく閉じている活動グループがあり、つながりの拡大と情報伝達における課題が明らかになった。また住民の意見に、年中行事やイベントが多いという現状に対する消極的な意見と、肯定的に捉えてより多くの若者の参加を望む声が混在しているということを含めて、今後のまちづくりや緊急時の連携に向けた人的配置や組織連携に関する知見を得られた。

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