書誌事項
- タイトル別名
-
- ドイツ ノ シャカイテキ シジョウ ケイザイ ト シャカイ ホショウ セイド ノ カイカク
- The Social market economy and the reform of social security system in Germany
この論文をさがす
抄録
社会的市場経済とは,戦後ドイツの経済政策運営を一貫して支え続けてきた経済秩序理論・経済理念であり,ヨーロッパのネオリベラリズムであるオルド自由主義の影響を受けている。この概念の創設者であるアルフレート・ミュラー=アルマックは,市場経済による競争システムの上に,個人の自由と,社会的公正あるいは社会的安全という2つの相反する目標のバランスをはかろうとした。1990年代から21世紀にかけて,社会国家の見直し論議とともに,社会的市場経済の理念に対しても改めてその位置づけが再検討されている。本稿では,社会的市場経済の秩序理論における社会政策の理論構造が明らかにされるとともに,ドイツ国内における社会保障制度改革について統計データを用いた実証的分析を行い,こうした改革と社会的市場経済理念の現代的意義との関係について検討がなされる。
収録刊行物
-
- 関東学院大学経済経営研究所年報
-
関東学院大学経済経営研究所年報 34 54-83, 2012-03
関東学院大学経済経営研究所
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050845762741290496
-
- NII論文ID
- 120006025240
-
- NII書誌ID
- AN10441484
-
- ISSN
- 13410407
-
- NDL書誌ID
- 023686500
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles