ブレイクの名詩再読 : -「賛歌:イェルサレム」、「神聖なる姿」、「無垢の予兆」、「メアリ」

書誌事項

タイトル別名
  • ブレイク ノ メイシサイドク : -「サンカ : イェルサレム」、「シンセイナル スガタ」、「ムク ノ ヨチョウ」、「メアリ」
  • Re-reading Blake's Celebrated Poems: : “Jerusalem: Hymn", “The Divine Image", “Auguries of Innocence" and “Mary"

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説明

1970年代にウィリアム・ブレイクに接して英詩に憧れ、以来四十数年ずっとワーズワスやブレイク、コールリッジなどの研究を続けてきた。この流れで学位まで取得したのが15年余り前。英国ロマン派の専門家の公募に応じ、当時の本拠地を遠く離れて本学に赴任したのが12年前であった。しかしながら時代の流れか、その後学生たちには十分薫化もできずに、最近では英語の詩を講ずる機会も失われつつある。 8年前に長年本学にて活躍された同学科教授のご退職に伴う記念号に、人口に膾炙した有名な英詩を改めて解釈して論じるという論文を書いた。今回もお世話になった先生方のご退職に伴い、私の真に本分とすべきであった分野から、ブレイクの数編の有名な英詩の解釈を行い、もって先生方に捧げたい。扱う詩は『ミルトン』より、「賛歌:イェルサレム」、『無心の歌、経験の歌』の「神聖なる姿」、「ピカリング草稿詩集」より「無垢の予兆」と「メアリ」とする。

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